『まどろみバーメイド』ha気軽に読めるバーマンガ！1巻の感想・レビュー

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takuran工場長

こんばちは！
バーにいくと、いろいろ目移りしてしまうtakuran工場長です！

あなたは、バーに行くと何を頼めば良いかわからないことってありませんか？

僕も行き出した頃は、なにがどんなカクテルかわからず迷ってしまっていました。
よく行く方でも、初めて行った店では迷うことってありますよね？

その悩み、『まどろみバーメイド』を読むと解決できるかもしれません！

この記事を読んで欲しい方

お酒が好きな方
バーに行ってみたいけど、なにを頼んで良いのかわからない方
おうちでも美味しいカクテルを作ってみたい方

バーに行った時によくあるのが「最初のオーダー問題」なのですが、一般的にオススメなのはジントニックだとよく言われています。
このジントニックと並んでもう1種類、オススメなカクテルがあるのをご存知ですか？
僕はこのマンガを読んで初めてそのカクテルの重要さに気付きました（笑）

そのカクテルは、ジンフィズです。
ジンフィズは、カクテル製作において行う全ての工程が入っているカクテルなので「基礎の凝縮」と言われているカクテルなんです。

ジントニックと合わせて頼むことにより、ジントニックでバーの傾向を掴み、ジンフィズで基礎がしっかりしているかがわかると言うことなんですね。
この2つが美味しければ、良いバーの可能性がグッと上がるんです。

この『まどろみバーメイド』はバーやカクテルについて、初心者には教科書的に、お酒が好きな方には新しい気づきを与えてくれる、面白いマンガなんです！

『まどろみバーメイド』の面白いところ

バーマンガの中でも気軽に読める
押し付けがましくないお酒論
バー初心者でも気軽に読めるので入門書にも最適
いろんなカクテルが学べ、バーに行った時に選択肢が増える

この時点で気になった方は下から試し読みできますので気軽にどうぞ！！

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『まどろみバーメイド』の基本情報（書誌情報・作者・あらすじ）
- 書誌情報（掲載誌・出版社など）
- 作者・あらすじ
『まどろみバーメイド』のレビューと感想
『まどろみバーメイド』の口コミは？
『まどろみバーメイド』は無料で読める？

『まどろみバーメイド』の基本情報（書誌情報・作者・あらすじ）

たかこ

バーマンガってウンチク臭くなったり説教くさいの多い気がするのよねぇ・・・

takuran工場長

このマンガの主人公は無口キャラだし、知識をひけらかすタイプじゃないから、そう言うのが苦手な人でも気軽に読めるよ！

書誌情報（掲載誌・出版社など）

連載誌/レーベル：週刊漫画TIMES
出版社：芳文社
ジャンル：青年マンガ
出典：ebookjapan商品ページ

芳文社の最近のヒット作だと『ゆるキャン△』がありますし、この『まどろみバーメイド』もドラマ化されていたりするので、メディア化に強いと言う印象がありますね。

掲載誌は違いますが、『ひだまりスケッチ』とか『けいおん！』もこの出版社ですからそう感じるのかもですね。

作者・あらすじ

作者は早川パオ
元々はイラストレーターとして活動
ブラのデザインを手がけたこともあるが、男性
取材をしっかり行い、カクテルレシピの監修も受けている

ツイッターなどで12星座をモチーフにしたブラや、チェスの駒をモチーフにしたブラをデザインし公開したところ商品化されたこともあるみたいですね。

同じ男性ですが、一般の我々には敷居が高すぎる（笑）

デザインはこんな感じみたいです。

【ご報告】
以前描いた12星座ブラが下着メーカー（株）いずみ様により商品化され、予約が始まりました！
グッズ・BOX付きで3980円から。
自分の星座、好きな誰かの星座、色々と楽しんでもらえたら嬉しいです。https://t.co/Zk7j8lE4fG pic.twitter.com/HdGnG27dYa
— パオ (@papao_pao) April 5, 2017

メーカー公式サイトはもちろん、楽天でも買えるみたいですよー。

＋『まどろみバーメイド』のあらすじ

主人公は夜が苦手な女性バーテンダーの月川雪（つきかわゆき）。基本に忠実なだけではなく、カクテルを客に合わせてアレンジするのが得意。観察眼、洞察力に優れている。
新宿の高級ホテルのバーに務める伊吹騎帆（いぶききほ）、高円寺のフレアバー（パフォーマンスをしながらお酒を作るバー）に務める陽乃崎日代子（ひのさきひよこ）と共同生活をしている
雪は屋台バーを営んでおり、そこでの客との交流や同居している二人の交流をメインに物語が展開していく

基本的にはオムニバス形式で進んで行きますが、後半は何話か使って客の悩みをカクテルを通して解決していく流れとなります。

1噛んで印象的だった話は、一番最初に書いたジンフィズの話と、バイオリニストに出した「ホットカクテル」の話が面白かったですね。

ホットカクテルの話は、かつて天才少年として人気だったバイオリニストの青柳（あおやぎ）が偶然屋台の前で倒れておりホットカクテル「トム&ジェリー」を出すところから始まります。

このトム&ジェリーには、青柳の嫌いな食べ物である「卵」が入っておりそれにより興味を持った彼は再び雪の屋台を訪れ、このカクテルを考案した人物「ジェリー・トーマス」についての話と、もう一杯のカクテルを出し、コンサートを前に自分の表現に悩んでいた彼に気づきを与え、彼のコンサートを成功に導くと言う話です。

押し付けがましくなく、かつ説教臭くもなく悩みを解決する様はみていて面白いですし、ありがちな作者のドヤ感も出ていなくて共感が持てる物語です。

「お酒とはかくあるべき！」と言う作者のお酒観を押し付けてこないのも気軽に読める要因だと感じました。

『まどろみバーメイド』のレビューと感想

『まどろみバーメイド』の評価

まどろみバーメイド

連載誌/レーベル：週刊漫画TIMES

出版社：芳文社

ジャンル：青年マンガ

設定

画力

ストーリー

総合評価

Amazonで評価を見る

以下、レビュー詳細と感想になります。

ネタバレ含むので読みたい方のみ読んでください。

＋レビュー詳細と感想

設定のレビュー詳細

バーマンガで主人公が女性というものは結構あるが、サブ含め3人扱うのは珍しい
屋台バーという設定の妙
フレアバーテンダーも扱っている

まず屋台でバーをやると言うことを漫画に持ち込んだことがまず大きいと思います。（屋台バーは実在している）

これを入れることによって季節感と言うものを簡単に取り入れることができるテント、移動が可能ですからお客さんの対象も変えやすく、常連という存在を作りにくいという利点（箱庭化しない）があると思いました。

また同時に3人の女性バーテンダーを扱い、一人はショー性のの強いバーテンダーであるフレアバーテンダーを扱っている点が珍しいと感じました。

画力のレビュー詳細

キャラが可愛くかけている
背景、肝であるカクテルの描写も上手い
動的な描写も上手い

基本的に綺麗にかけてます。

女性が多く登場するのでサービスシーンなどもありますが、人物描写は結構書き込みが多いかと思います。

ストーリー構成のレビュー詳細

心理描写がしっかりしている
短い話数ながらしっかり纏まっている
少し長いものになっても伏線、伏線回収も上手くこなしている

これは見た目の描写もさることながら、飲んだ時のインプレッションの心理表現も上手いと思います。

美味しい食べ物、飲み物は心を動かすというのは心理だと思いますし、感じ方は人それぞれ。

それをしっかりと描いていると感じました。

takuran工場長

『まどろみバーメイド』の総合的な感想は、やっぱりお酒は奥深い！読んだらバーに行きたくなるマンガ！！

このマンガはお酒をあまり飲まない『お酒（バー）初心者』にもオススメなんですが、少しかじったことのある中級者や、上級者にも忘れがちなことを教えてくれる内容となりますので、原点回帰しようとしている方にもオススメです。

お酒は頭で楽しむものではなく、自分の五感で楽しむものであるということを再度教えてもらえるマンガだと思います。

これを読んだ後だと、簡単なもの（真似できそうなもの）はストックがあれば作って飲んでみたくなろますし、難しそうなものはバーに行って飲んでみたくなるそういうマンガだと感じました。

簡単なものは作り方も詳しく書いてあるので、レシピ集としても便利ですし自分で作る時に参考にできるのでオススメです。

『まどろみバーメイド』の口コミは？

では、『まどろみバーメイド』のTwitterでの口コミをみていきましょう！

『まどろみバーメイド　１巻 (芳文社コミックス)』(早川パオ著) を読み終えたところです
これも絵が可愛いしめっちゃ面白い https://t.co/WI3ps3tg8I pic.twitter.com/ASPbK6RWhe
— あけら🍵 (@akrknku) August 17, 2020

今日の1冊
『まどろみバーメイド』早川パオ先生
12星座下着をデザインしてたパオ先生の初コミック。
気まぐれに現れる屋台バーとおっとりした女性バーテン。
お客様をことごとく虜にしてしまうそのカクテルが飲んだ人の人生にも良い影響を及ぼしていくその物語に惹かれる！https://t.co/pk5fudM6Ib pic.twitter.com/mrGg3Gz24m
— 禰好亭めてお🍾VTuber (@DiscoTeiMeteo) August 17, 2020

『まどろみバーメイド』カクテル、バーを題材にした話。とにかくしっかりした作品で読み応えがあって良かった。気づかいや所作の描写が細かくて好き。こういうとこに人間の人やモノに対する想いは自然とついてくるものだと思うので。バーメイドさん達は3人とも雰囲気全然違くて楽しい…家での様子も◎ pic.twitter.com/4z9s3SacDG
— こーへー☺︎ (@yorimoiiiiii) July 20, 2020

まどろみバーメイド初めて読んだけどすごく好き……こういうバーを題材にした漫画は酒のうんちくと酒という人間性を暴くツールからかそれぞれの人生に関わってくる部分が多くて説教くささがちょっと苦手だったんだけど、これは柔らかくて読みやすくて好感持てる。わたしも頑張ろう。
— ノリ (@a__nori__) July 27, 2018

探してみましたが、あまり否定的な意見は出てませんでしたね。