萌えと野球は両立することを『球詠』(たまよみ)で知ったtakuran工場長です!
あなたは、萌えマンガと野球マンガは両立すると思いますか?どっちかって言うと「萌え」よりは「燃え」の印象がありますよね?
僕はこの『球詠』を読むまで、「萌え」と野球は両立しないと考えていました。
野球をガチでやればやるほど「萌え」とは遠のいていくと思うんですよ。
それは多分、僕が学生時代10年以上ガチで野球をやってしまったからだと思うんです。
だって野球部といえば、練習辛いし無意味に坊主だし、連帯責任で罰走とか意味わからん上に、上級生には絶対服従!(グラウンド外)監督にはもっと絶対服従!!(グラウンド内外問わず)挙げ句の果てに坊主の短さでマウンティングを取り合う生活。
うん、考えただけで「萌え」とは程遠かった(笑)
でもこの『球詠』はむさ苦しすぎる野球と縁遠いと思っていた「萌え」を融合してるんです!
この記事を読んで欲しい方
- 変わり種の野球マンガを読んでみたい方
- 萌えながら野球マンガを読みたい方
- 面白い野球マンガを読みたい方
この『球詠』はアニメ化もされている作品でもあり、アニメ版では女子プロ野球の埼玉アストライアに協力を仰ぎ、モーションキャプチャを担当してもらうと言う野球描写にかける情熱的な姿勢!!
作品自体が野球にかける熱は結構なものなので好感が持てますよね。
アニメも面白いのですが、原作であるマンガの方が描写が細かく面白いので、今回はマンガの方を詳しく紹介させていただきます。
- 萌えと野球が融合し両立している
- キャラの心理描写がうまい
- 野球マンガとしても、情報量が多く面白い
この時点で気になった方は下から試し読みできますので気軽にどうぞ!!
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『球詠』の基本情報(書誌情報・作者・あらすじ)
野球面もしっかり描写されてるから大丈夫だよ!
書誌情報(掲載誌・出版社など)
連載誌/レーベル:まんがタイムきららフォワード
出版社:芳文社
ジャンル:青年マンガ
きららフォワードだと、『がっこうぐらし』(アニメ化作品)や最近だと、次に来るマンガ大賞にノミネートされていた釣りマンガ『スローループ』などが連載されているところですね。
きらら系列だと基本的に「萌え」の傾向が強い掲載誌ですね。この系列からは多くのメディア作品が生み出されてますね。
掲載誌は違いますが、以前紹介した『まどろみバーメイド』と同じ芳文社の作品ですので、メディア化に強い芳文社らしい作品かなと思います。
作者・あらすじ
- 作者はマウンテンプクイチ
- 前作は芳文社から出ているスローライフマンガ『あまゆる。』
- この『球詠』が出世作となった
この『球詠』が初のヒット作みたいですね。その前は百合っぽい作品をいくつか書いていたみたいです。
- STEP1運命の再会中学時代1回戦負けながら、野球部のエースであった武田 詠深(たけだ よみ 通称:ヨミ)は、新越谷(しんこしがや)高校に入学する。入学式初日に豊富な野球知識を持つ川口芳乃(かわぐち よしの)とその姉の息吹(いぶき)と同じクラスとなり、二人と仲良くなったヨミが放課後二人と下校していると、小学生の時に転校してしまった幼なじみでありある約束を交わしていた山崎 珠姫(やまざき たまき)と再開を果たす。
- STEP2バッテリー誕生ヨミも珠姫も共にそれぞれの理由から、中学で野球を辞めるつもりで新越谷に入学してきており、約束のこともあったのでキャッチボールをすることになる。そのキャッチボールの中で「あの球』と呼ばれる変化球が完成していたこと、その球を珠姫が完璧に捕球できることにより、二人は再びバッテリーを組むことを決意する。
- STEP3集う1年生その翌日、1年生の川崎 稜(かわさき りょう)藤田 菫(ふじた すみれ)とグラウンドで出会い部員は増えたものの、新越谷高校野球部は、前年不祥事を起こし停部状態となっており、部員のほとんどが転校してしまっていた。しかし事実上廃部状態にあったわりに用具やグラウンドはよく整備されていおり、皆は上級生の存在を感じていた。
- STEP4勝負の行方とキャプテン就任グラウンドや用具の整備は、籍を残し部を守っていた藤原 理沙(ふじわら りさ)と岡田 怜(おかだ れい)の二人のおかげであったが、出会って早々に「お遊びには付き合えない」と言う怜。ヨミと珠姫は怜と勝負に誘い、勝った方が負けたほうの言うことを聞くと言う条件を出す。この勝負に勝利したヨミと珠姫は、怜に一緒に野球をしてほしいと要求し、キャプテンの就任も依頼することとなる。
- STEP5新越谷は強いのか?先輩二人を迎えた野球部だったが、試合をするには人数が足らなかった。そんなある日、福岡から親の転勤で古豪だからと実態を調べずに入学した1年生の中村 希(なかむら のぞみ)と初心者で剣道場の娘で剣道日本一になった大村 白菊(おおむら しらぎく)の二人が見学にやってくる。希は故郷のチームメイトと全国大会での再会を誓っており、人数ギリギリで弱そうな新越谷には入部したくないと感じていたが、吉野の分析と、ヨミの投球を目の当たりにして入部を決意する。
- STEP6強豪との練習試合希と白菊を加えた10名で、全国大会出場を目指し練習を始めた新越谷ナイン。全国大会を目指すにあたり、現在地点を知るために顧問の藤田先生がとある高校との練習試合を組んできた。それは昨秋の大会で県ベスト8に入った強豪校の柳大川越高校であった。強豪校を相手に新越谷はどこまで通用するのか?挑戦が始まる。
前提として、女子野球が一般的に浸透している世界の話となってくきます。
廃部寸前の野球部が結果的に良いメンツ集まってるから全国目指そうぜ!練習も惜しまないぜ!って言うノリのド王道展開のマンガです。
そこに乗っけてくるのが可愛い女の子と、百合展開です。
これだけだと、ただただ女の子が可愛いだけのマンガになるんですが、しっかり試合展開への言及や配球などにも触れられているので結構しっかりした野球マンガになってますね。
ここからは個人的な感想なのですが、ヨミの中学時代に組んでいた捕手にであり、野球を辞めようと思わせた捕手に対しては、嫌悪感しかありません。
「あの球」と呼ばれる変化球を努力の末に完成させたヨミに対して、捕手側は何の努力もせずピンチでサインだして捕逸(パスボール)。
挙句「取れない私が悪いみたいじゃん」だと?
基本サインはお前が出してるんじゃねぇのか?
体張って止めるぐらいの努力はしろよ!!
その覚悟が無ければサイン出すなと言いたいし、それに代わる変化球を一緒に開発しろと言いたい!
僕が監督なら、そんな選手はいくら才能があろうが即効コンバートっすね。
そりゃヨミも野球やめたくなるしトラウマになるわ。
それに対して、珠姫は好感が持てます。
努力に裏打ちされた捕球力と、その実績が中学時代公式戦捕逸0の記録保持者。
捕手の鏡です。
ヨミの「あの球」にも初見で対応カッコ良すぎる!
このように、対比の見せ方も上手いマンガだなあと思いました。
『球詠』のレビューと感想
『球詠』の評価
画力面が高い作品だと思いますが、いわゆる「萌え絵」なので好き嫌いが別れるかもですが、野球描写力も含めて僕は高めに評価しました。
以下、レビュー詳細と感想になります。
- ド王道の野球マンガ設定
- 可愛い女の子が野球をやっているが、野球描写はガチ
- 人物背景も納得いく設定になっている
あらすじのところでも書きましたが、ヨミが野球をやめようと考える理由も納得感がありますし、怜と勝負になる経緯なども人物の性格などをよく表すことができていると思います。
基本的に可愛い女の子を可愛く描くには、絵での描写も大切ですが人物設定と、その設定通りにキャラをしっかり動かすと言うことが重要だと思います。
この『球詠』はそこら辺がしっかりできてると思います。
「このキャラってこんなキャラだっけ?」とか「あれ?作者この設定忘れてね?」って言うのはあまりないかと思います。
また一人ひとりの設定も被っていないし、うまく設定されていると思います。
- キャラの描き分けがしっかりかけている
- しっかりキャラが可愛くかけている
- 野球描写もしっかり上手い
基本的に荒れずに高クオリティです。
特筆すべきは野球描写のうまさですね。
守備時はしっかり躍動感がありますし、投球時のモーションのミッ瀬方も上手いです。
普通の萌え中心の野球マンガであれば、配給履歴は用いないかもですがしっかり用いてきますしとてもわかりやすく描かれていますね。
特に打撃描写が細かく、内角を引っ張るときの踏み足の返りまでしっかり描写されているのはとても好感を持てますし細かいとこもしっかり書いていると感じました。
- 基本的にキャラの深掘りがうまい
- キャラの新たな関係性を作り落とし込むのも上手い
- ド王道のストーリー展開だが、キャラが女の子と言うこともあり新しく感じる
あんまりドロドロしてないですし、オーソドックスな印象。
しかしキャラの心理描写や、深掘りなどはしっかりできているためなかなか飽きずに読めます。
可愛い女の子を出すことによってポップな印象が出てくるのですが、やっているストーリーが展開は度王道なのですが、わりとすんなりと読めてしまいなかなかあるある感を感じないで済むのも面白いですね。
基本的に展開はド王道なのですが、絵のオリジナリティ(野球マンガにしては)があるおかげで新鮮に読めると思います。
またキャラ設定の落とし込みも上手いので飽きずに読めるマンガになっていますね。
結構プラスアルファが強いマンガであると感じました。
ストーリーや野球描写面では、一般的に守備時には投手がフォーカスされることが多いと思いますが、このマンガではプラス捕手が描かれるのでここにもプラスアルファが感じられて面白いです。
『球詠』の口コミは?
では、『球詠』のTwitterでの口コミをみていきましょう!
球詠もホンマに野球漫画として面白いよね。対左のトラウマって結構克服するの難しそうだけど。キャッチャーの返球は確かにそうね。後は逸らさないのもタマちゃんの特徴だったよね。有力な投手の頭数が二人もいるのは大きい。ヨミちゃん嫉妬しててヤバいけど。
昔途中までだけど、「おお振り」を読んで「野球ってこんなに頭を使うスポーツだったんだ」って驚いた記憶がある。 それまでは1人しか居ない豪速球持ちのエースが倒れるまで投げて勝ち進むイメージしか無かった。 「球詠」も間違いなく「おお振り」の流れを組んでいる野球漫画だと思う。
4:20 PM · Jun 3, 2020
仕事早めに終わったから久し振りに快活ってきた。放課後ていぼう倶楽部と球詠の原作読んだが両方ともクッソ面白いな。特に球詠はDreamsや4P田中くんと並ぶくらい面白ぇ。
6:41 PM · Aug 20, 2020
「球詠」は絵はかわいいけど、野球描写はガチなので、萌えが苦手な人でも楽しめると思います。作者がホークスファンだから、武田×山崎のバッテリーだし、柳田ばりのフルスィングを見せるキャラがいるし、→ #球詠アニメ化
10:16 PM · Jun 23, 2019
結構『おおきく振りかぶって』に似てると言う意見揉みられましたね。
試合中の心理描写が多いのが共通点なので、基本的に野球リテラシーの高いマンガであることが覗けます。
一方こんな意見もありました。
「球詠」は公式戦が始まってようやく面白くなってきた。スポーツものの定番なんだけど序盤のチーム結成の流れは苦手なのよね… 前夫今夫の正妻の取り合いもよかった。一回戦の対戦相手の試合戦略も面白いアイデア
11:24 PM · May 27, 2020
球詠1巻読了した感想絵は綺麗。野球シーンがしっかり描けてるし、キャラも可愛くて好き。ただ、話の前進方が単調で、要所のイベントをなぞっているだけな感じ。折角キャラは個性的なのに掘り下げずポンポン進むから、1巻読み終わっても名前すらまともに覚えてなかった。個人的には惜しい作品。
午後11時29分・2016年11月26日
確かに1巻の前半はわりとスピード速いかもしれませんが、試合描写や野球描写にはしっかりページ割いてくれてるので、試合が始まればそこまで気にならなくなると思います。
『球詠』は無料で読める?
と言うことで『球詠』の紹介をしてきました!
僕が今回の『球詠』をオススメする理由は以下となります。
- 萌えと野球が融合し両立している
- キャラの心理描写がうまい
- 野球マンガとしても、情報量が多く面白い
『球詠』が面白かったので、是非読んでもらいたいと思い、無料で読めるところがあるか調べてみました。
現在『球詠』を丸々1巻を無料で読むことができません。
こちらから1話分の試し読みは可能ですので気になったら試し読みしてみてください!!
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最後までお読みいただきあリガとうございました。それでは良いマンガライフを!!