最近ライブ配信プラットフォームが増えすぎて、どこがいいのかわからなくなるtakuran工場長です!
コロナの影響でライブも多くの人を集められなくなり、無観客配信ライブが増えてきていますね。
一つのライブで複数の配信プラットフォームで視聴できるのはいいけど、多すぎてどこがいいのか、どこで見ればいいのかわからないなんてことありませんか?
と言うことで今回は、ライブ配信プラットフォームの先駆けとなった「ZAIKO LIVE(ザイコ ライブ)」(以下ZAIKO)について書いていこうと思いますので参考になれば幸いです。
- ZAIKOは有料ライブ配信プラットフォームの先駆け的存在
- ローソンチケットとの連携で使いやすく配信本数も多い
- 画質も良く使いやすい視聴ページでミラーリング方法も多数対応!
- 過去にトラブルがあり、課題はサーバーパワー
評判については、6社まとめての紹介もしておりますので、よかったらこちらも参考にしてみてください!
またテレビで視聴する方法もこちらで紹介してますので、よかったらこちらも参考にしていただければ幸いです。
配信ライブを視聴中によくあるトラブルの対処法や、トラブルを少なくするためにできる事前準備についてまとめた記事もありますのでよろしければ参考にしてみてください。
それではZAIKOについて詳しくみていきましょう!
ZAIKOってどんなサービス?
ZAIKOって何?
ZAIKOは、コロナウィルスで観客を動員してのライブができなくなった3月からサービスを開始し、有料の無観客ライブを初めて行ったサービスとなります。
サービスの特徴は
- 視聴者数無制限での配信にも対応
- 先駆け的存在のため配信本数がすでに1,000本超
- ローチケLIVE STREAMINGはこちらのプラットフォームを使用
- 音楽ライブだけでなくお笑いライブやアイドルなどのミート&グリーティング(オンライン握手会)にも使用されている
- アーティスト支援システムとして投げ銭が行える
- 高画質で視聴できるだけでなくチャット機能でユーザー同士の交流もできる
- チャットがTwitterと連動する機能も
- 配信をテレビに映すミラーリングの方法にも多数対応
と言う感じになります。
こうやってみるとほかのプラットフォームとかぶっているところも多い気はしますが、ほかのプラットフォームがZAIKOを基準に作られたと考えれば納得がいきますね。
基本的に独自系のサービスになっていますが、チケット流通にローチケを使ったりしていますので、ローチケとは持ちつ持たれつな感じかと思います。
口コミのところでも触れますが、評判が微妙なのは初めて大きな配信を行なった星野源の配信ライブで、サーバートラブルが多発し他ため、多くのユーザーにトラウマを与えてしまったのが原因のようです。
サーバートラブルそのものも問題だったようですが、初めての大規模トラブルでサポート面が後手に回ってしまったのが大きく響いてしまったみたいですね。
現在はサーバーパワーを課題にあげて改善に取り組んでいたため、そこまで大きなトラブルはないようですので、選択しても問題ないプラットフォームかもしれません。
また、最近ZAIKOが配信開始から6ヶ月分のデータを公開したのですが、ユーザー傾向が結構興味深いので気になった方は読んでみると面白いです。
SNSからの流入が多かったり、スマホで見る方が大半だったりで現代的だなと言うところが面白いですね。
黎明期からサービスしているのでこういった蓄積したデータを提示しているのも面白いところだと思います。
ZAIKOで配信したアーティストと今後の予定は?
実績や今後の予定としては、
- 星野源
- official髭男dism(複数社共同)
- KREVA
- 三遊亭好楽(笑点のオレンジの人)
- ハライチ
- 山口真帆(元NGT48)ファンクラブイベント
などとなります。
黎明期からあるサービスですので、なかなか豪華なメンツですね。
制作に関わらず、配信だけと言うサブ配信プラットフォームとしても機能していますのでこちら以外にも多数の配信にかかわっていることが伺えます。
多すぎてまとめ切れませんので、公式HPに今後の予定が詳細に記載されてますので参考にしてみてください。
ZAIKOはテレビにも映せる!
特徴でも述べましたが、ZAIKOは配信をスマホやPCからテレビに映し視聴する方法(ミラーリング方法)が多数あるプラットフォームとなります。
主なミラーリング方法としては、
- HDMIケーブルによる有線接続
- Chromecastによる無線画面ミラーリング(iPhoneはChromecast非対応のため不可、mac bookはミラーリング可能)
- AppleTVによる無線画面ミラーリング(Android端末はAppleTV非対応のためミラーリング不可)
- Fire TV Stickによる無線画面ミラーリング、もしくは追加アプリ「FireFox」を使用してのブラウザ視聴
このあたりがメインのミラーリング方法となります。
個人的にはコスパの良さと接続の手軽さ、デバイス間でも遅延が発生しにくい有線接続をオススメしますが、他にテレビでやりたいことがあるようであれば、AppleTVなどを使った無線ミラーリングもオススメですので、この機会に試してみるのもいいかもしれません。
テレビで見る方法に関しては接続方法も含め、こちらで詳しく書いておりますので興味のある方は参考にしてみてください。
ZAIKOで遅延や再生が止まった止まった時の対処法
残念ながら、オンラインライブに遅延やフリーズはつきものになってきます。
ここでは遅延やフリーズがは発生した際の対処法について書いていこうと思います。
まず前提として重要なのが、配信を視聴する環境の通信速度がどれくらいあるのかを把握しておくこととなります。
通信速度が遅い回線ですと、1080pの高画質で固定して視聴していると混雑時に遅延やフリーズが起こりやすくなります。
まず配信を視聴する環境の通信速度を確認してみてください。
オススメのサイトはこちらです。
リンクをクリック後ページに飛んで、1クリックで測定できるので是非やってみてください。
もしこれで十分な通信速度がない場合は、画質の設定を自動に変更するか、720p以下の画質に変更すると安定してみれる確率が上がります。
また回線速度に問題がない場合でも、視聴時の混雑状況によっては遅延やフリーズが発生してしまうこともありますので、もし起こってしまったら以下を試してみてください。
- 再生画質を自動に設定・もしくは下げてみる
- チャット機能を制限してみる
- ほかのデバイスのWiFi利用を止める
- それでもダメならリロードする(最終手段)
経験上では、上の三つで安定性は上がるのですが、本当にどうしようもない場合はリロードするしかありません。
こういったトラブルを回避するためにも、スピードテストをしておくことは重要になってきますので、是非事前にライブが行われる時間帯に合わせてスピードテストをしておくことをオススメします。
ZAIKOの評判は?実際に使ってみた!
ZAIKOの評判は?
ZAIKOがオンライン有料ライブ配信プラットフォームの先駆け的存在だと言うことはわかっていただけたと思いますが、実際の使用感や評判はどうなのでしょうか?
まずはTwitterでの口コミでの評判を見ていきましょう。
まずは問題点の口コミから見てみます。
ZAIKOの配信サービスそのものは映像等が悪い評価なさそうなのだけど、配信トラブルがあって、アーティスト側への対応がイマイチどころか怒りを覚えるレベルだったという「情報」として知った。
お詫びが出るまで色々あったんだな……— ふぇなさいと (@_phenacite) June 14, 2020
サービスが後手に回った際の口コミとなりますが、のちにしっかりと対応されてる模様です。
最近だと、
昨日のCaravan LIVE
Fire TVユーザーさんやっぱり不具合起きとるみたい!zaikoから返信来た。
私の様な機械音痴ネット音痴の方はパニックだったと思うしショックだったと思うけど、この返信のおかげで見れてます!#Caravan #zaiko #幻の夏 #firetv #zaiko不具合 pic.twitter.com/ItAohNGyDo— ゆみにー (@re_yu32e) September 25, 2020
と言うようなユーザーへのフォローも充実してきたみたいなのでそこまで悪い感じを受けませんでした。
また
さっき息子がZAIKOで配信された欅のLIVEを観てたんだけど…
— ぱせりずし(*Ü*) (@chiharum392241) July 16, 2020
ちょいちょい止まる
かくかくしてるし— my (@mymytsumuri) June 18, 2020
プラットフォーム自体の使用感の面で、不満感のある方もいるようですが、映像のカクツキなどに関しては自身の通信環境によるものも影響するので、なんとも言えません。
こういう可能性もあるという程度の参考にしてみてください。
その一方で
ZAIKOさん調子良いときと悪いときがあるっぽいねえ(イベントによって評価二分してる気がする)
— あめいず (@ameiz2211) August 17, 2020
ZAIKOがくそっていう評価広がってるけど、3回使った身としては正直そんなに悪くないと思う。止まったりしたのはエビ中の舞台の時だけで、それ以外はスムーズに見れたから、個人のネット環境がの問題な気がする。
— ハルキ (@smrs69222) August 1, 2020
ZAIKOが画質良いという情報を確認しております✨海外組の方おめとう!
— May (@may26bt) September 16, 2020
配信の時間帯によって評価がまちまちみたいなので、配信時間帯や、集中しそうかどうかによって決めるのも一つかなと思います。
課題に挙げられていた、通信安定性はすこしづつ改善しているように口コミからも見受けられました。
また、
ニコニコ動画で観ようとしたのに、ローディングが…。数分おきに映像が止まる状況。
Zaikoにしてみたら、あらビックリ、綺麗な配信。
この差、何?
チケット代が倍になったけれど、観てよかった。さすがの存在。#BUCKTICK #ニコニコ動画 #Zaiko pic.twitter.com/jwo8RvtQtG— keep-smiling (@kisuge87) September 27, 2020
と言うような口コミがありますので、通信環境に自身のある方には安心してみれるのではないでしょうか。
実際に調べてみると評判が二極化しており、ネガティブな方の口コミを見て別のプラットフォームに流れる可能性もあるのでライブによっては狙ってみてもいいかもしれません。
ZAIKOの実際に使用して感じたのは『今が狙い目!』
評判が二極化しており、「これ実際どうなのよ?」と言う疑念がふつふつと湧いてきたtakuran工場長。
ちょうどみたいライブがZAIKOでも配信があったので、突撃してきました!
使ってみて率直に感じたのは、「ZAIKOは今が狙い目」と言うことですね。
実際に使用してみたわけですが、配信ライブは視聴側の通信環境によっても視聴状況(画質や配信のスムーズさ)が変わってきますので、視聴した環境を提示してから実際の使用感についてみていこうと思います。
視聴したライブ:欅坂のLAST LIVE(2020年10月12日)
視聴環境としては、5Ghz帯のWi-Fi回線を利用しての視聴をしました。
回線速度は、下り:78Mbps 上り:50Mbps(Wi-Fi中継機を使用しての実測値。)
視聴しての感想としては、
- ユーザー画面はわかりやすく使いやすい。ただし設定等のボタンを押すと配信ページから動いてしまうので注意が必要
- チャット画面はTwitterと連動しており連動してのツイートが可能。リアルタイム感が強まっている
- 開演前はアクセス集中からか低画質への切り替わりが激しかったが、開演後は安定して高画質で視聴できた
- 画質・音質的にもノイズは少なく気になる点はなし
- 開演後10分くらいと1時間で各0.5秒ほど再生がストップするも大きなトラブルはみられなかった
と言った感じ。
今回視聴した限りでは、画質も良かったし音質もノイズなかったし配信自体には特に指摘する点はないですね。
めちゃくちゃ満足度高かったです。
今回の場合、ラストライブと言うこともあっておそらくファンクラブ専用配信(特典多数)へのアクセスが集まっていたのと、ZAIKO自体のネガティブな方の評判を見ての回避が多かったためか、めちゃくちゃ快適でした。
それを踏まえてなぜ「今が狙い目」だと感じたのかと言うと、
- 過去のトラブルの反省を踏まえ現在は、安定して高クオリティな配信ができていると言う印象を受けた
- 現在は評判がいいプラットフォームも大規模か小規模かは不明だが、トラブルを起こす可能性がある
- 他のプラットフォームでトラブルが起こった際に、再評価される可能性があり再評価されるだけのポテンシャルはあると感じた
再評価されると、今よりは混雑する可能性が高くなりますので、再評価前の今だからこそ快適なのではないかと感じました。
現状ではおそらくそこまでの混雑はしていない可能性が高いと感じました(あくまで比較ですが)ので評価を落としている今が狙い目であると感じました。
まぁ、再評価についてはZAIKO自身も感じているサーバーの強化がどこまでうまくいくかにもよってくるとは思いますが、配信クオリティとしては高く快適でしたので評価を落としている現状としては「狙い目」だと感じました。
ZAIKOは評判が微妙な今だからこそ狙い目かも!?
さてZAIKOのサービス内容とトラブルへの対処法、評判を見てきました。
- ZAIKOは有料ライブ配信プラットフォームの先駆け的存在
- ローソンチケットとの連携で使いやすく配信本数も多い
- 画質も良く使いやすい視聴ページでミラーリング方法も多数対応!
- 過去にトラブルがあり、課題はサーバーパワー
ZAIKOの不安要素だった通信安定性にも改善の兆しが見られてきていますし、業界自体が始まったばかりのサービスですからこれからどんどん改善されていく可能性が高いですね。
ライブ配信プラットフォームの先駆けとして、ノウハウの蓄積もありそうですしこのまま改善点をうまくクリアしていけば評判も戻る可能性も高くなってきます。
評判が2極化している今、ネガティブな評判を見て回避する方も多くいると思いますので、逆にそこまで混雑せず快適な可能性もありますので、今のうちに試してみるのもありだと思います。
あくまでユーザー画面やサービスは好みの部分が多くなってしますので、自分の好みの配信プラットフォームを見つけておくのも重要なのでこの機会に試してみませんか?
評判については、6社まとめての紹介もしておりますので、よかったらこちらも参考にしてみてください!
またテレビで視聴する方法もこちらで紹介してますので、よかったらこちらも参考にしていただければ幸いです。
配信ライブを視聴中によくあるトラブルの対処法や、トラブルを少なくするためにできる事前準備についてまとめた記事もありますのでよろしければ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも、オンラインライブ配信のプラットフォーム選びの参考になったのであれば幸いです。
それでは、良い配信ライブライフを!